学校長挨拶

 

 

学校長挨拶

穂の香看護専門学校は、東三河という地に根差した2014年開校の新しい学校で、看護学科と助産学科があります。
さて、教育する側にとって最も大切なのは、学生が教育に対ししっかりした目的意識をもっているかを知ることです。幸いなことに、看護学校へ入学する人は、看護師になる、或いは助産師になるという明確な目的があります。看護学校に入学すると言うことは、即ち、看護師として、「病める人に寄り添う」という志(目的)を具現化することだと思います。その志さえあれば、これから立ち向かわなければならない多くの難関を乗り越えられるはずです。
看護師は医療専門職担当の一員です。一員としたのは、現代医療が多くの場合「(主として)病める人」を中心に置いて多職種の人たちがその人に係わるチーム医療が主体だからです。このチームは、「病める人」に応じて構成されるので、何時でも同じメンバーではありません。しかし、看護師を欠いたチームはほとんど皆無と言ってよいでしょう。そのため、看護師は他の医療職種の人たちからの信頼を得ることが不可欠です。その信頼の基は、自ら培った看護学の基礎とその臨床の力量です。それに加え、他の職種(同職種も加えた)の人たちとの間、また、恐らく他の職種に比して寄り添う時間の最も長い「病める人」との間のコミュニケーション能力は欠かせません。穂の香看護専門学校では、信頼の基となる看護学の基礎と臨床を本当の意味で身につくようにすると同時に、コミュニケーション能力も養って行きます。
勉強は本人のやる気が最も大切ですが、学生が難関に突き当たったときに、その個々の学生を支援する力も極めて大切です。穂の香看護専門学校の教職員は、そのための努力を惜しみません。

 

学校法人穂の香学園 穂の香看護専門学校
学校長 八木 聰明

 

 

 

 


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